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 バイオリスニングを使った最強?英語学習

iTunes初心者のためのiTunes( アイチューンズ )、iPod及びバイオリスニングを使ったポッドキャスティングで英語学習のTOPに戻る>第1章 バイオリスニングを使った最強?英語学習>バイオ・リスニングの特徴B 脳活性化機能( ABA機能 ) 
  
 聴覚訓練時には、いかに脳の状態が活性化しているかが重要になります。
 脳が活性化されると集中力・記憶力・分析能力・判断力・実行力・積極性・やる氣など、眠っていた多くの素晴らしい能力が目覚めます。

 また

「 開かれた耳を作る 」ことや「 使われていない脳内神経回路を刺激して活性化した脳を作る 」
この2つのトレーニングを効果的に行うには脳全体を活性化することがとても重要な役割をはたします。





 バイオ・リスニングの「 脳活性化機能(ABA機能) 」は、α波効果と脳内エナジー効果、右脳開発効果を単純に楽しみながら聴くことで成し遂げてしまう機能も標準搭載されています。

アルファ波効果といいますのは、脳波を学習や記憶する際に最適の状態にする効果のことです。

α波やθ波のお話をするのも、釈迦に説法かもしれませんが、頭を整理する意味でご覧になってくださいね。

 まず、いきなりですが・・脳波って何だと思いますか?

 脳波っていうのは、脳の活動を10の6乗倍・・すなわち、100万倍に増幅して波形を記録したものです。

では、脳の何を増幅拡大して記録したものかっていうと・・


 脳の神経細胞の微弱な活動電位を( 100万倍に増幅して )縦軸( μV: マイクロ・ボルト )にして、横軸を時間軸にして周期的な変化を記録したもの・・ということが出来ます。

 身体をつくっている脳神経細胞や筋肉細胞は刺激に対して感受性があって、興奮せず静かにしている状態では電氣( 電圧 )の発生は少ないのですが緊張したり、心に氣がかりなことや身体的刺激が加わると興奮をして電氣( 活動電位 )を発生する性質を持っているのです。

えっ・・電氣( 電圧 )が脳神経細胞に発生しているのですか?
って・・ちょっとびっくりされたかもしれませんね。


そうです。( 笑 )

とっても微弱な電氣・電圧( 100万分の1ボルト単位 )ですけどね。

何十兆個の( 脳神経、筋肉・・含めて )細胞には一つ一つに自家発電の電池が内臓されていて自ら発電しているのです。

こんなことは、トリビアの種にもなりませんが・・。( 苦笑 )

( 脳神経、筋肉 )細胞の内部には、たくさんの水が存在しています。
 だいたい70%くらい・・ですね。

でも、脳はもっと多い・・確か脳の水分含有量は血液よりも多く、85%を超えていて、90%近くが水分だったと思います。
 
 

で・・これら細胞膜に区切られた神経細胞内の液体には、Na、K、Ca、Clといった無機物がイオンになって電離して溶けています。

このイオンという電氣を帯びた物質は、電氣を運ぶ役割も担っていて細胞膜を境に中と外に分布しています。

そうして、神経細胞( 脳の場合ニューロン )が何らかの刺激によって興奮・衝撃を受けると( 先述した )細胞膜の穴を通じて急激なイオンの移動が起こるのです。

イオンは、めちゃめちゃ小さいので、細胞膜( 半透膜 )を通過できるんですね。


その結果、細胞の中と外の間のバランスが崩れて、それぞれのイオンの持つ酸化・還元電位に差があるから、そこに起電力( 活動電位 )が発生するというしくみなん
です。

ですから、くどくど書きましたが、脳波は、簡単に?言うなら、脳の神経細胞の興奮の状態を表示しているということ

また、脳神経細胞も全身の細胞と独立しているわけではなく、神経ネットワークでつながっているということが言えるのです。

また、脳や身体は心の住処( すみか )ですから、脳波というのは、その時の心の状態( 焦りや緊張や安静 )を数値として表したものということも出来るのです。


α波、β波、θ波といった脳波はどういうしくみで発生するのか? という疑問もあるかと思いますが

脳波( α波 )は、どこで、どのように発生するのか?というメカニズムについては、2つの学説があります。

第1に間脳の視床下部の視交差上核という部分に一定のリズムを刻んでいる部位があって、これが体内時計( サーカディアン・リズムを司る )になっていて身体の律動を制御している。
だから、α波のリズム源( みなもと )もここにある、という考え方。

2番目が、身体中に張り巡らされた、神経回路は各々独立に活動しているが、ある神経回路が支配的に動きを始めると、関連する他の神経回路も( ネットワークに )引きずられるようにして共鳴して、その共鳴の周期がα波やθ波の周波数領域に同調していくという考え方です。

私の直感では、( お道具の身体は有機電池だから ) α波の発生は、どちらも関係しているのではないかと思うのですが・・

まあ、そういうごたく?どうでもいいのですが、要するにアルファー波は、心身が最もリラックスしていて心地よく、かつ精神集中ができているときに出る脳波なのです。

どうしてα波が出ると集中力・記憶力・分析能力・判断力・実行力・積極性などが向上していい結果がでるのかと言いますと
脳は、先にも述べたように電氣的性質を持つ脳波によって働き、現在では脳波と意識の関係までもが医学的に立証されつつあります。
また、意識の中でもベータ波状態のときの「 意識のあり方 」とアルファ波状態のときの「 意識のあり方 」は記憶力に重要な関わりをもっています。


脳波 周波数 意識の状態  

β(ベータ)波: 14〜30Hz 振動数が一秒間に14回以上の速い波 顕在意識が優勢でストレスや緊張が高い状態、意識集中はされにくい
α(アルファ)波: 8〜13Hz 心身がリラックスして神経回路が同調して意識の集中がされやすい 潜在意識と顕在意識の協同・協調が生じやすい
θ(シータ)波 :4〜7Hz 浅い睡眠のときに出る脳波、まどろみ、意識はかなり低下し、思考活動には向かない
δ(デルタ)波: 0.5〜3Hz 睡眠時に出る脳波、ほとんど無意識の状態



人は覚醒( 通常時の意識=ベータ波の状態 )しているとき、五感の働きにより心身は緊張して、五感から入ってくる情報に対しても分析・批判力のフィルターが働き脳内の情報処理を行います。
一方、脳波がアルファ波状態のとき心身はリラックス・集中して、出来事や行動などの情報を忘れにくいデータベースとして蓄積し、脳内の情報処理を抵抗や渋滞なく行います。




人が何かを記憶する場合、まず情報は「 顕在意識 」の中に入り、「 顕在意識 」と「 潜在意識 」の間にあると言われている連絡通路内のフィルターによって検閲され、必要な情報のみを「 潜在意識 」の中へ伝達して刻印し記憶します。

しかし、この連絡通路は加齢や緊張・ストレスによって受ける脳波のベータ波の増大により、しだいに細くなり記憶能力の低下や、抗暗示障壁が高くなり記憶をしにくい状態になってしまいます。

脳波がアルファ波状態になると、ストレスが解消されて、「 潜在意識 」の働きが活発になり、「 顕在意識 」と「 潜在意識 」の間にある連絡通路が太くなります。

この連絡通路を通して情報は二つの意識の間を行き交い、抗暗示障壁の検閲機能を取り除き「 潜在意識 」のなかに情報を容易に取り入れることが出来るようになるのです。

「 バイオ・リスニング 」は、脳内を無意識のうちに短時間でアルファ波状態へと誘導して「 脳 」の能力を高めることによって、脳内に忘れにくいデータベースを構築して準備をきちんとするから学習効率を高めることができるのです。


では、バイオ・リスニングはどのようにして脳をα波に誘導するのかと申しますと

超高周波数音域に一定のリズムでの強弱をつけることにより、脳に「ゆらぎ」を与え、脳を活性化させてα波に誘う手法を取っているのです。

ゆらぎというのは、1/fゆらぎのことです。
1/fゆらぎは、心地よさの原因です。
1/fゆらぎとは、自然の風や小川のせせらぎのように、断片的には強弱や大小が微妙に異なりながらも、連続した全体としては一つの流れにある状態を言います。

「 1/f ゆらぎ 」の法則というのもありますが、これは、規則性はないが、ある法則性をもつ原則ということも出来ます。
それは、自然界に普遍的に見られる現象で、あらゆる自然現象の動きの元となる法則です。
 たとえば、波のさざなみ、小川のせせらぎ、炎のゆらめき等
 また、規則性のある電車のレールの継ぎ目でガタンガタンとゆれる音と、不規則な他の雑音が1/fゆらぎの共鳴を起こしているのです。
電車の中で、つい?うとうと氣持ちよく眠ってしまうのはこの心地よさが原因だったのです。



これは私たち人間の生体のリズムも同じだということがわかっています。
規則的な心臓の鼓動と血流や神経伝達の音とが同居し、共振・共鳴して1/fゆらぎとなっています。
そうです、人体のリズムは1/fゆらぎなのです。
自分と同じリズムだから共鳴し、心地よさを覚えるのでしょう。

 裏返せば、心拍のリズム、生体のリズムが1/fゆらぎと同じであり、その環境下においては、人間は同調しやすくてα波を発し、快適にリラックスして過ごすことができるということです。

 バイオ・リスニングは、入力された音を処理して、ある一定リズムでの強調と減衰を行うようにし、脳に「 ゆらぎ 」を与えて脳をα波に誘導し、積極的に働かせる機能を標準搭載しているのです。

 さらに特徴的なのは、この装置が超高周波音域に一定リズムでの1/fゆらぎの強弱をつけることにより、脳に「 ゆらぎ 」をあたえ、集中力や積極性、やる氣を強化している点でしょう。


「 超高周波音 」については、ご覧のあなたは、トマティスの効果をご存知ですか?(アルフレッド・トマティス博士=フランスの高名な心理学者)

脳は平均50マイクロボルト以下の微弱な電気( 電位 )を帯びています。

この微弱な電位で、脳は情報処理や記憶活動など全ての活動を行っています。

 ところで、この微弱な活動電位の発生の源はといいますと
 アルフレッド・トマティス博士によると
「 耳 」が脳に必要なエネルギーの90%を発生させる源になっているとおっしゃっています。

 もうちょっと詳しく解説するなら

『 脳の電位の90%は聴覚器官(耳)の発電作用からきている。特に密度の高い高周波の音( 8000ヘルツ以上 )を聞く事で脳のエネルギー発生が高くなる 』
『 耳は脳の発電機 』であると説明しているのです。

 つまり、高い音( 高周波音 )を聴けば、エネルギーが生まれて、このエネルギーが脳を活性化するということです。

 活性化された脳は、先にも説明したα波を誘発しやすいため、深いリラクゼーションを誘導しやすくなるのです。

年を取ると一般に耳が聞こえにくくなります、物忘れが激しくなったりしますが、一方で、元氣で記憶力抜群のおじいちゃん・・おばあちゃんもいますよね。
これは多分、「 高周波音 」に対して素直な開かれた耳を持っているからではなかろうかと思います。

 高周波数の音を捉える(知覚する)力が弱まると脳がエネルギー不足になり、無氣力で疲れやすい状態になり、 ひどい場合は鬱状態になったりするのです。


最近、モーツァルト療法( 音楽療法 )が脚光を浴びつつあります。
『 アルツハイマー病に、音楽療法が効果あり! 』とか、『痴呆症に音楽療法が効果あり!』とかいう新聞記事も増えてきました。
 高周波数の音は感覚エネルギーとして脳に働き脳を活性化させます。

 
 これは、耳と高周波音との関係に注目が集まりつつあるからでしょう。

バイオ・リスニングは、「 高周波音 」に注目し、超高周波音域に一定リズムでの1/fゆらぎの強弱をつけることで、相乗作用を狙った点が特筆すべき点なのです。


音楽や語学CDだけを再生しただけでは、超高周波音によるアルファ波誘導は出来ません。  
超高周波音と音楽を一緒に再生すると、音楽がアルファ波の波形に同調して再生され、リラックスや集中が増し、学習に適した脳環境になります。

さらに、この超高周波音にリラックス効果をもたらす自然のリズム「1/fゆらぎ」を加えますとアルファ波と「 1/fゆらぎ 」の相乗作用で、最高のくつろぎを与えてくれる脳環境になるわけです。  

超高周波音・1/fゆらぎ・音楽や語学学習CDなどを一緒に再生すると、音楽が最高のくつろぎを与える波形と同調し、素晴らしいリラックス音楽に( 自動的に )なります。  

バイオ・リスニングを媒介すると、音楽の波形が、高周波音によるアルファ波と1/fゆらぎの波形リズムと同調した状態で音楽を聴くことが出来ます。

だから、最高のリラックスや集中が得られ、学習に最適な脳内環境を作り出すことができるので、記憶力・集中力が高まり、効率良く学習をすることが可能になるのです。





こういう工夫だけでも重層的で優れていますが、これだけでなく、集中力やリズムを強化する音域である「 低周波音 」にも着目している点が他の機器と比べて先駆的で特徴的なのです。

ところで

周波数が100ヘルツ以下( 振動数が一秒間に100回以下の音 )を低周波音と呼びます。

さらに、20ヘルツ以下の音を超低周波音と呼び、人間の耳には聞こえないのに、窓ガラスがガタガタ鳴ったりお腹に響いたりなど、最近の騒音公害や騒音苦情でも認知されつつありますよね。

一般的に、パソコンや冷蔵庫、空調器からのモーター音、ボイラー、鉄道のトンネル、ダムの放水時に空気の渦から発生するもの、高速道路高架橋のジョイント部等からも「 騒音 」としての低周波音の発生源があります。

そうなんです。


「 低周波音 」は音圧レベルによって、私たちの身体の害になったり有益になったりするのです。
総じて、人体に感じられる位の音圧レベルの低周波音は、害になる場合が多いわけです。

 しかし、一方で、耳に聴こえないレベルのお腹に響くような超低周波音( 例 木魚のポクポクしたお腹に響く音 )は、集中力を高めるのですが、これまでその良い特性が生かされることがなかったというのが現実でした。

そういう意味では、この『 バイオリスニング 』は、低周波音を適度に調節して変換・強調している点が優れているでしょう。
耳に聞こえないレベルの音を固定強調処理して心地よい音として処理している点が画期的といえるのです。
もう少し、説明するなら、この『 バイオリスニング 』で原音処理した低周波音は、とても小さいレベルの音圧を原音処理しています。

しかし、低周波音は音圧が小さければいいというわけではありません。『ある程度以上、ある程度以下』の音圧レベルの超低周波音でなければ、脳がα波にならないことが実験でも検証されています。
そういう、ある特定の音圧レベルの低周波音を『 バイオ・リスニング 』は固定強調して処理することで、超低周波の音も有効活用してα波を誘導するしくみを構築しているのです。

高周波域は、トマティス博士によると、学習面では知力、生活や仕事面では気力に関係しているとされています。

その高周波域で一定のリズムで強弱をつけることで脳に「 1/fゆらぎ 」を与え、リラックス効果により脳を活性化して、やる氣を強化します。

 一方で、原音の低周波音域を強調し集中力を強化させて相乗作用を産んでいるのです。


音楽を使っての聴覚訓練時は「音楽モード」、英語教材や自分の声などの訓練時は「言語モード」と、使用方法によって切り替えも可能ですし、効果的な学習をサポート出来るのです。



 

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